久々の物欲ブログ~超広角ズーム~

店長エンゾーです。

まだユリシーズが影も形もない2003年8月28日。僕がブログを書き始めたそもそものきっかけは、自分の使った機材のインプレッションを載せる場所が欲しいという、ただそれだけのことでした。
アホみたいにカメラやレンズを買い漁っては、せっせとインプレを書き溜めていったわけですが、銀塩の時代が静かに終わりを告げ、デジタルの世の中へと移行していくのと時を同じくして、あれほど旺盛だった物欲がパッタリと途絶え、防湿庫の中身は増殖をやめたのでした。

もちろん、今でも最新機種が発売されるたびにカメラを買い増してはいますが、その目的はあくまでもボディスーツ開発のためであり、銀塩で写真を撮りまくっていた頃とは、やはり趣を異にします。撮影の仕事に必要な機材は自然と限られてくるので、それ以上はレンズも増えません。

そう考えると、むしろ積極的に「必要な理由」を探しては躊躇なく機材を増やしていたあの頃は、若気の至りというか、何かに取り憑かれていたのかもしれないなあと、妙に感慨深かったりします。

・・・と、そんな悟りきったような口をきいた舌の根も乾かぬうちに
今頃になって、ちょっと欲しくなっているレンズがあるのです。

それはズバリ、超広角ズーム。そう、久々の物欲モード復活です(^_^;)。

実は、それなりに長い写真歴の中で、エンゾーは超広角ズームというものをたった1本しか持っていませんでした。シグマの17-35mmF2.8-4DG HSMというレンズです(マウントはキヤノン)。もちろん銀塩の頃のレンズですから、フルサイズ用です。
超広角域は特に頻繁に使用することもないので、「これ一本あればいいや」というくらいにしか考えてませんでした。ところがこのレンズ、最近のキヤノンのデジタル一眼とはROMの仕様が合わず、EOS 5D Mark2に付けてもピクリとも動かないのです。

折も折、最近急に「狭い室内で部屋の中を説明的に広く写す」必要性に迫られ、仕方なく28mmスタートのコンパクト「OLYMPUS XZ-2」を現場に持っていったのですが、奥行きのない小さな部屋の中では画角が狭すぎ、まともな写真が撮れませんでした。

そこでにわかに超広角づいてしまったわけですが、ここではたと考えました。そもそも、どのマウントのレンズを買えばいいのか。




現在、エンゾーが仕事で最も多用しているのはペンタックスのK-5です。ペンタックスにはDA 12-24mmF4ED ALという優秀な超広角ズームがあるのですが、フードがやたらとデカいのが難点で、上の画像の通り収納性がかなり悪いです。



ここのところ、レンズメーカーからは度外視され気味のペンタックスですが、幸いなことに、シグマ・タムロンともに、超広角ズームに関してはきちんとペンタックスマウントを用意してくれているので、そちらも候補には入ります。ただいずれにしても、カメラまで含めた全体の大きさ・重さが、ちょっと大げさになってしまうのは否めません。





もう少し気軽に持ち歩けないものか。そう考えると、ユリシーズにはM4/3のボディがいくつも転がっているので、パナソニックやオリンパスの高性能な超広角ズームも候補に入ってきます。
↑の画像がたまたま大きいですが(汗)、そこはM4/3ですから、実際にはAPS-C用のレンズと比較すればかなりコンパクトです。



とはいえ。エンゾーの常用お散歩カメラとして、現在最も稼働率が高いのは、キヤノンのEOS Kiss X7。となれば、やはりレンズも純正で揃えるのが、最も軽量コンパクトにまとまるのか?などと思案中です。
毎度のことですが。機材選びは、迷っているうちが花ですね・・・(^_^;)。
 
 
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  1. 2015/04/28(火) 02:03:26|
  2. カメラ界隈
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写ガール vol.24

こんにちは、森です。

今週は、写ガール vol.24が発売されまして、

その中のコーナー「スタイルで選びたいカメラストラップ」で
ユリシーズの「スリングショット」を紹介していただきました。

blog20150424a.jpg


ユリシーズをご贔屓にしてくださっているお客さまは、
実は圧倒的に男性の方が多いのですが、

こうやって女性向けの雑誌にも定期的に
取り上げていただけるのはありがたい限りです。(^o^)ノ


ちなみに、初めてユリシーズのWEBサイトを訪れたお客さまからは、
たまに「ここは基本的に女性向けなんですよね?」と聞かれたすることがありまして、

「ぐぬぬ。」となるわけですが、

確かに、女性っぽくない?ぽくないコレ?

と聞かれれば、

なくなくなくなくなく Say Yeah!

なわけです。(はい?)

私としては、性別を問わず支持してもらえるものが
提供できればなぁと、思ったりしています。



いや、実際のところ、ページに女性モデルが多く出てくることが
理由なのかなというのは何となく感じとっているのですが、

いざイメージ撮影となりますと、なぜだか男性モデルを探すのが一苦労でして、
私たちが目下いちばんの求めているのは、実は男性モデルなのかもしれません。


どなたかいい方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします!(切実)

  1. 2015/04/24(金) 21:06:11|
  2. お知らせ
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1寸の金具にも5分の魂


常に新しいデザインのアイデアと改良案がぐるぐると渦巻いているユリシーズ。
最近、温かい日が続いたこともあり、頭もヒートアップしているデザイン企画の佐藤です。


今日は注文していた金具(カシメ)のサンプルが届きました。ストラップの試作に使うつもりです。

shiitakel.jpg



以前の試作で使った金具はこちら。

shiitakes.jpg

あら、逆さまキノコが縮んでる風・・・。


ほんの僅かな差ですが、今日届いたカシメは「足」と呼ばれる部分が2mm長いものです。
ストラップの改良中に革の厚さを変えて厚く丈夫にしたところ、手元のカシメではきちんと留められないことが分かったので新たなカシメを取り寄せていました。


こんな風に使う予定です。

akasabi.jpg


この金具、よく見ると表面にザラザラとした模様があります。これは 【赤錆メッキ】という面白い風合いの出る加工がされているからなんです。 

最初から金具一つ一つに個性があるのはもちろん、長く使っていると少しずつ赤錆部分が取れていきます。模様の赤茶色と銀色の部分の割合が変わることで、また違った表情を持つんです。ユリシーズの使用する革と同じく、自分だけのものに育っていく楽しみが持てる金具ではないでしょうか。



ユリシーズ製品を使う楽しみをさらにプラスする為に、(パっと見るとちょっとした部分かもしれない)小さな金具にまでとことんこだわりたいんです!



オリジナルの商品開発をするには、「あ、これいいかも!?」から「よし、販売をしよう!」というところへ辿り着くまで様々な試行錯誤をしていくわけですが、ユリシーズの商品にはどれも一筋縄ではいかないものが多く、満足のいく形になるまでに長くかかってしまう事もあります。皆さま本当にごめんなさい。



でも、決してノロノロと留まってはいません!

たとえその時は上手くまとまらなかったアイデアでも忘れてはいません!

(いつかまた改良を加えて復活することもあるんです)



毎日のように社長からニュルニュルと湧き出す新作商品のアイデアや改良案を受け止めつつ、商品開発は確実に進んでいます!!



ゴー!ゴー!ゴぉー!
  1. 2015/04/23(木) 17:02:36|
  2. 商品開発
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愛車の修理とボディスーツ

店長エンゾーです。

東京出張から帰ったら、修理(と点検)に出していた車がピカピカになって戻って来ていました。

実は以前、コインパーキングに駐車した際、フロントバンパーを壊してしまいました。精算したあと、ロック板が故障していて規定の位置まで下がりきっていないことに気づかず出庫しようとして、「バキバキバキッ!」という物凄い音がしたと思ったら、フロントバンパーがロック板に引っかかり、真ん中からボッキリ折れていました・・・。

形あるものを壊してしまった時の後味の悪さは、嫌なものです。一応、応急処置をして無理やりくっつけ、約1年ほどだましだまし乗っていたのですが、少し注意して見れば明らかに変形してますし、どうしても破断した部分に目が行ってしまいます。

もともとはデザインに惚れ込んで探し出した中古車で、最初のオーナーが大変丁寧に乗っていたため、ほとんど新車同様で、そういうところも含めて気に入りました。さらに、ノロノロの低速でも運転が楽しいと思ったのは初めてでした。
「もう壊れるまでコイツでいい!」と思っていたのに、まさかその車に乗ることが心から楽しめなくなろうとは…。

どうにか心の平静を取り戻したくて修理の見積をとったのですが、思った以上に費用がかかることが分かり、しばらく躊躇していました。そうこうしているうちに1年点検の時期が来たこともあり、ついに重い腰を上げて修理することに。約1週間の入院を経て、冒頭のシーンに至るわけです。
完璧に元通りに復活した愛車を見た時、失われかけていた愛着が、一気に蘇るのを感じました。

 
傷は勲章とはよく言われることで、使い込まれた道具は確かに歴史が積み重なって自分だけのものになり、愛着が増すこともあります。
とはいえ。モノについた傷には「注意していても自然とついてしまう傷」と、「十分防げたのに、備えを怠ったので付いてしまった傷」とがあります。今回の愛車の場合、きちんとロック板が下がりきっているかどうかをチラッと目視しさえすれば、大破させることはありませんでした。そう、防げたのに自分のせいで不用意に付けてしまった傷は、ショックが大きいのです。

ユリシーズがボディスーツを作る理由の一つが、まさにそこにあります。愛着のある道具で写真を撮ると、きっと気分の高揚や撮った手応えが違うはずです。
 
日常を切り取る「目」となって働いてくれるカメラを、賞味期限付きの使い捨ての道具ではなく、大切な相棒として、変わらぬ愛着を持って長く使い続けるために。いつか誰かの手に愛機が引き継がれていく、その日のために。
カメラ本体の身代わりになって傷を引き受け、むしろ使い込まれて風合いを増していくアイテムとして、ボディスーツは作られています。


  1. 2015/04/20(月) 19:47:44|
  2. ぐだぐだ
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FUJIFILM X100T用ボディスーツ発売。

こんにちは、森です。

当ブログでもちょこちょこと制作進捗をお伝えしていた
X100T用ボディスーツがめでたく発売となりました!

blog20150417a.jpg

X100T/X100S/X100 Body Suit(X100シリーズ用本革ケース)


X100Tはもちろん、X100Sや初代X100にも
ぴったりフィットのボディスーツですので、

将来的にX100Tへの買い替えを検討されている
X100ユーザーの方でも、余計な心配をせずお使いいただけます。



使用している革は、安定の「プエブロ」!
ユリシーズでずっと使い続けているイタリアンバケッタレザーです。

blog20150417b.jpg


最近だと、“本革”や“イタリアンレザー”などと言っても、
特に珍しくもない感じがありますが、このプエブロは正真正銘の最高級革です。

表面にはワイヤーブラシでダメージ加工が施してあり、
味のあるルックスでとても人気があります。

買ったばかりの状態でも新品特有の「悪目立ち」がなく、
着ている服にも自然と馴染んでくれるのが嬉しいところです。


またベジタブルタンニンなめし革特有の経年変化が特長で、
すでにユリシーズの製品をお使いの方はご存じかと思いますが、
使い込むほどに馴染み、ツヤが出て、美しい色の変化をお楽しみ
いただけますので、長く使うほどに愛着がわいてくる革です。


ほかの有名な革でいうと「ブッテーロ」や「ミネルバボックス」などと、
見た目や感触の好みこそ分かれるとは思いますが、

いずれにせよこのクラスの革をカメラ用品に使っているところは
非常に少ないです。良い革は高いですからね…。


私たちもできる限り手の届く価格で提供したいと考えているため、
値付けの時は毎回みんなで悩みまくっています。


スタッフA「制作費から考えると、このぐらいの値段ですかね。」

スタッフB「自分がお客さんなら、このぐらいの値段が買いやすいなぁ。」

スタッフC「いや、それだと原価率高すぎでしょ…。」

全員「」


この流れが、値付けの時の定番です。

これを最低3セットは繰り返します。




さて、デザインで今回こだわったのは、ボディスーツの左右にある「耳」の部分です。

blog20150417c.jpg


実は、初代X100用に制作したボディスーツには
この「耳」がついていたのですが、

その次のX100S用に制作した時は仕様上カットしていたのです。


そして時を経て、今回X100T用に作ろうとした時、
やっぱりこの「耳」が欲しいなと思ったわけです。

丸みがあって、ボディスーツ全体がよりクラシカルな風貌になるので、
特にX100シリーズのようなカメラにはぴったりのデザインだと思っています。


あと、デザインそのものとは関係ないのですが、

「カメラの角が保護できそうで好き。」

というお声を、お客様から何度かお聞きしたことがありました。そういえば。

ただ、このX100T用ボディスーツの場合は片側の耳が低い位置についているため、
少なくともそちら側の角は保護できないのですが。汗




ストラップの組み合わせは、X100Tの重量やデザインから見てクラシコが一番人気でしょう。

blog20150417e.jpg
(ネイビーのボディスーツに、オリーブのクラシコ。)


個人的にはスリングショットクラシコ・ドリットなどもおすすめです。
よりクラシカルでカッコ良い組み合わせだと思います。


アルチェーレとのコンビもいい感じです!

blog20150417d.jpg
(チョコレートのボディスーツに、チョコレートのアルチェーレ。)



X100T/X100S/X100 Body Suit(X100シリーズ用本革ケース)


X100シリーズをお持ちの方へ、自信を持っておすすめします!

お買い求めはお早めに!(^o^)ノ





  1. 2015/04/17(金) 20:30:10|
  2. お知らせ
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